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お通し・サービス料・深夜料金の伝え方とトラブル防止
この記事は一般的な運営上の工夫をまとめたもので、法的な判断を保証するものではありません。料金の表示や徴収の扱いについて不安がある場合は、保健所や税務署、税理士・専門家にご確認ください。
お通しやサービス料は、お店にとって大切な収入源です。一方で、会計のときに「聞いていない」と言われやすい料金でもあります。この記事では、お客様に納得してもらうための伝え方と、トラブルを防ぐ工夫を整理します。
なぜ「聞いていない」となるのか
揉めるのは、料金そのものよりも、知らされるタイミングが遅いときです。会計の段階で初めて見えた料金は、金額が小さくても不信感につながります。逆に、事前に分かっていれば、多少の金額でも納得してもらえることが多いものです。
お客様が料金を知る機会は、おおむね三つあります。
- 入店前(店頭やウェブサイト、口コミサイトの案内)
- 着席後(メニュー、卓上のポップ、店員の声かけ)
- 会計時(伝票・レシートの内訳)
この三つのうち、最低でも二つ以上で伝えておくと、行き違いはぐっと減ります。
お通しの伝え方
お通しは、着席後すぐに出す店が多いので、出すときに一言添えるのが基本です。
- 「こちら、お通しです。1名様○円いただいております」と金額まで伝える
- メニューの目立つ位置に「お通し ○円(1名様)」と書く
- アレルギーや苦手な食材が心配なお客様には、内容を説明する
なお、お通しを辞退したいという声も出ることがあります。受けるか受けないかは、お店の考え方次第ですが、決めておかないとスタッフごとの対応がぶれます。
サービス料の伝え方
サービス料(チャージ)は、「料金の○%」という形のことが多く、金額が見えにくいのが特徴です。次のような工夫が役に立ちます。
- メニューの最初のページに、割合と対象(飲食代にかかる、など)を書く
- 税込・税別の価格表示との関係を明確にする
- 会計時の伝票で、飲食代・サービス料・合計を分けて見せる
価格の見せ方全般については、メニュー表の作り方と価格表示も参考にしてください。
深夜料金の伝え方
深夜料金は、「午後11時以降は○%増し」「深夜はテーブルチャージ○円」のように、時間帯で料金が変わる設定です。入店時刻ではなく、どの時刻を基準に請求するのかを決めておく必要があります。
- 入店時刻で判断するのか、会計時刻なのか
- 11時をまたいで滞在したときの扱いをどうするのか
- 深夜に入店したお客様に、案内をどう出すのか
この三つを決めておけば、スタッフの判断が揃います。深夜に近づく時間帯は、ラストオーダーの案内とあわせて伝えるとスムーズです。
席料・テーブルチャージとの違いも整理しておく
お通しと席料を両方取る店では、「二重取りでは」と感じられることもあります。どちらが何の料金なのかを、メニューで区別して書いておきましょう。それぞれの役割を、短い言葉で説明できると安心です。
スタッフ全員で同じ説明ができるようにする
アルバイトが入れ替わりやすい店ほど、説明の抜けが出ます。以下をまとめて紙にしておくと便利です。
- お通しの金額と、案内の一言
- サービス料の割合と対象
- 深夜料金の開始時刻と計算方法
- お客様から質問が出たときの返し方
飲み放題を扱う店では、飲み放題の時間管理とラストオーダーの記事も参考になります。原価や利益のバランスを確かめるには、無料の飲食店の原価率・損益分岐点 計算も役立ちます。
まとめ
追加の料金は、事前に伝えれば信頼になり、後から見えれば不満になります。メニュー、声かけ、伝票の三か所でそろえて伝えることが、いちばんの予防策です。
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