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小さな飲食店のキャッシュレス対応

公開日:2026年10月9日 / 個人の居酒屋・カフェ向け

「カードやQR決済は使えますか」と聞かれることが、年々増えています。小さな飲食店でも、キャッシュレスへの対応は、お客様を逃さないための大事な準備のひとつです。ただ、種類が多く、費用の仕組みもわかりにくいので、何から決めればよいか迷いがちです。この記事では、導入前に整理したいポイントをまとめます。

なぜキャッシュレスに対応するのか

現金だけで営業しているお店でも、次のような場面で困ることがあります。

一方で、キャッシュレスには手数料がかかり、入金までに日数がかかる場合もあります。すべてを切り替えるのではなく、現金とあわせて使えるようにするのが、小さなお店では現実的です。

決済端末・サービスの種類

お店で使う決済手段は、おおまかに次のように分けられます。

クレジットカード・電子マネー用の決済端末

カードの読み取りや、非接触(タッチ)決済ができる端末です。専用の据え置き型のほか、スマホやタブレットに小型のリーダーをつなぐタイプもあります。レジ横やカウンターに置いて使います。

QRコード決済

お客様のスマホの画面を読み取る方式と、お店のQRをお客様が読み取る方式があります。お店のQRを読み取る方式は、紙のQRを掲示するだけで始められるものがあり、専用の機械を置かなくてもよいのが特徴です。

スマホ・タブレットで受けるタイプ

お店のスマホにアプリを入れて、決済を受けるタイプです。初期の機材費をおさえやすい一方で、使える決済手段の種類はサービスによって異なります。

どのタイプを選ぶにしても、「使えるカードや決済の種類」「入金の頻度」「端末の費用」「サポートの窓口」を比べて選びましょう。

手数料の一般的な考え方

キャッシュレス決済では、一般に、決済のたびに売上の一定割合が手数料として差し引かれます。ほかに、端末代、月額費用、振込手数料がかかる場合もあります。手数料率や条件は、決済の種類やサービス、契約の時期によって異なるため、お申し込み先の最新の案内でご確認ください。

手数料を考えるときのポイントは次のとおりです。

  1. 手数料率だけで比べない:端末代、月額、振込手数料、入金サイクルも合わせて考えます
  2. 客単価を目安に考える:客単価が低い店と高い店では、手数料の負担感が違います
  3. 利益に占める割合で見る:売上全体のうち、キャッシュレスが占める割合を予想して、年間でどのくらい負担になるかを計算します
  4. 現金の管理コストと比べる:両替、レジ締め、銀行への入金の手間も、費用のひとつです
  5. 価格への反映は慎重に:キャッシュレスだけ価格を変える方法は、お客様に説明しづらいため、慎重に検討します

手数料や、決済会社ごとの違いについては、個別の数字をこの記事では取り上げません。お店の状況に合わせて、複数のサービスを比べてみてください。

QR決済の店舗掲示

QR決済に対応するお店は、お客様に「使えること」が伝わるように掲示します。ポイントは次のとおりです。

店舗側のQRが、ほかのQRに貼り替えられる被害が報告されることがあります。QRの上に別のシールが貼られていないか、開店前に見ておくと安心です。

注文アプリと決済端末を分けて使う

モバイルオーダー(QR注文)と決済の仕組みを、ひとつのサービスでまとめて使う方法もあります。ただし、小さなお店では、注文は注文アプリ、決済は決済端末と、役割を分ける方法にも利点があります。

この方式での流れは、次のようになります。

  1. お客様がスマホで注文し、厨房に届く
  2. 食事のあと、店員が会計の画面で合計金額を確認する
  3. お客様が現金、カード、QR決済などを選ぶ
  4. 店員が、決済端末で支払いを受け、会計の画面に支払方法を記録する

この方式のデメリットは、会計の操作が二か所になる点です。金額を端末に打ち込む際の入力ミスを防ぐために、会計の画面の合計金額を見ながら、声に出して確認するなどのルールを決めておくとよいでしょう。

運用で気をつけたいこと

売上の記録は、支払方法ごとに残しておくと、後の集計や、税理士への相談がしやすくなります。レシートや領収書の取り扱いについては、飲食店のレシートとインボイス制度も参考にしてください。

導入の進め方(目安)

  1. お客様が実際にどの決済手段を求めているかを、会話から洗い出す
  2. 複数のサービスの条件(手数料、端末代、入金日)を、最新の案内で比べる
  3. まずは一つか二つの手段から始める
  4. 入口と会計に、使える決済の案内を掲示する
  5. 数か月使ってみて、利用が多い手段を残し、少ないものは見直す

ハイヨの紹介

ハイヨは、注文と会計の記録を担当します。現金・カード・QR決済などの支払方法を会計画面に記録でき、決済そのものは、お店で選んだ決済端末やサービスで行う使い方です。お客様がハイヨの画面の中で支払う機能は、今のところありません。

ハイヨは、個人の居酒屋・カフェ向けのモバイルオーダーです。お客様はアプリを入れず、会員登録もせず、QRを読んでブラウザで注文できます。注文は厨房の画面に届き、会計と売上集計まで無料で使えます(メニュー写真や広告なしは月100円の「ハイヨ プラス」)。登録なしのデモで、注文が厨房画面に届くまでを先に試せます。

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